ヘッドライト


ささいなことですが、ヘッドライトの話です。架空戦記付属の250のヘッドライトはノッペラボウです。はてさて、これでよいのでしょうか。
ところで、ヘッドライトを調べてみると、様々なバリエーションがあるようです。1/35あたりの戦車模型なんかをみると、真ん中に縦に(もしくは横に)線が入っているのをよく見かけます。これは灯火管制カバーがされている為らしく、当たり前ですがヘッドライトの光の量を制限する効果があるそうです。ではなんでそんなことをしなければならないのか。夜間に隠密で敵に近づくためでしょうか。戦車が走れば音でわかるでしょう。調べてみると、以下の理由らしいです。ヘッドライトの中心にスリット状にあけた穴からは直線的に光が進みます。それは前方のみを照らします。これによって夜間、空から発見されにくくなるそうです。つまり航空機から見つからないようにするためにカバーをつけたようです。
1/144で、ヘッドライトはどう再現されているでしょうか。下の車両(海洋堂製のキンタとポルトラ、〓号さん)の赤丸を見てください。なんかかなり変形してますね。これに対して、ポピー架空戦記のヴェスペなど(右下の緑丸)は、かなり良い形状をしています。
話は戻しますが、Sd.Kfz.250のヘッドライトをどうしたものでしょうか。つづく・・・。

参考:ヘッドライトの灯火管制カバー